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『歓喜の歌』スペシャル!

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ゆっくりTV観賞できる週末の夜、春からのWOWOW新番組を観ていると2007年に
渋谷PARCO劇場で開催した「志の輔らくご」とそのお話を映画化した同名の映画を
翌日曜日に一気にスペシャル放送する予告をしていました。

以前、映画好きのkiccoさんから「良かったですよ!」って聞いていたので興味があり
お休みの時間にゆっくり観賞できると楽しみました。


まず始めに、志の輔さんの新作落語『歓喜の歌』を観賞。
初めて落語というものを真面目に聞いてとても新鮮でした。落語というのはワタシには
難しいのでは?と勝手に解釈していてオトナの娯楽と思っていましたが、この新作落語
もしくは志の輔さんの落語はとても身近で親しみ深く、ワタシは3回涙してしまいました・・・。

別にすごく悲しいお話であったり、辛いお話ではないのですが身近すぎて聞いているセリフが
すんなりココロに沁みて日常の生活での沢山の気付きをもたらせてくれたからです。
もっと落語を聴きたくなりました。

落語の良いところはお話からジブンの想像力を高めてくれることですね!
登場人物のキャラクターをそれぞれ想像させながらお話を展開させていく楽しみが
とてもワクワクさせてくれます。

深い意味を持つセリフを聞いているとその登場人物の家族や性格や心情などがドンドン
イメージを作り上げ、その周りに取り巻く人たちとの人間模様が作られていく・・・。

でもそれもこれも全て噺家立川志の輔さんのスゴさなんですよね・・・。
語り始めからグッとお客のココロを掴んでテンポ良く流れて弾んでいくその内容にすっかり
入り込んでしまって一人で笑ったり手を叩いていたりしてました。

そして語りの技量は当然のことながら、毎年独演会を23日も行いその全てのチケットを
販売当日で完売するという凄さは脅威的!!
古典も新作もこなし、更に進化させるエネルギーにプロフェッショナルのパワーを感じました。
休日は出来るだけ”抜き”をするように・・・、と務めている最近。
部屋のお掃除もせずにTVの前に3時間居座った甲斐があり、いいチャージになりました♪
これからお掃除します!!


映画バージョンは原作とは少々演出や登場人物のアレンジがなされていますのでまた
違った感じで楽しめました。
この長い文面で少し興味が沸いたという方はDVDも出てるそうですので、次のお休みに
ゆっくり観賞されてはいかがですか?おススメです!


落語が楽しめるようになったこと・・・。
涙もろくなったこと・・・。

少しワタシもオトナになれたかしら??



【概要】2007年に渋谷PARCO劇場で開催した「志の輔らくご」。
ある年の大晦日に公民館で起きた一つの騒動を、志の輔流の切り口で
笑えながらも人情味深く描かれた内容が反響を呼び、志の輔の新作落語の代表作。

【あらすじ】ある年の大晦日を控えたある日、大晦日の公民館のホール予約で2つの
ママさんコーラスグループの予約がダブルブッキングされていたことが発覚する。
2つのグループの名前が似ていたこともあり、公民館の職員が気づかず予約登録して
いたのだった。この事態に怒るコーラス団員たちに対し、公民館の主任は責任逃れを
続けるばかりだったが、あることをきっかけに公演を成功させようと奔走することとなる。
(ウィキペディア フリー百科事典より)
by lohastyle | 2009-03-15 12:46 | ココロ&カラダ